「タクシーの回送」 二種免許学科試験対策

「タクシーの回送」 

回送とは、

給油、食事、休憩、帰庫等のため、空車で走行すること。
 
お客を乗せる意思が無いことを明示するため、必ず回送板を外から見易い場所に掲示しなければならない。

タクシーは、法律上、営業エリア以外で乗客の乗車を扱うことができない。営業エリアで乗車した旅客を営業エリア外に運送することは問題ないが、営業エリア外から営業エリア内以外は、旅客を扱うことができないため、空車板を「回送」表示にし、旅客に乗車の申し込み取り扱いができないことを示した上で、営業エリアまで回送表示する場合がある。この際には社名表示灯も消灯される場合が多い。

基本的に回送にかかる有料道路料金などは旅客に請求することはないが、その有料道路などを利用しないと営業エリアに戻ることができない場合は、旅客にその料金を請求することが認められている。なお営業エリアに戻った時点で「空車」表示に切り替えることで、流しでの乗車扱いが可能になる。また旅客が電話などでタクシーを呼び出した際は、旅客の依頼した地点(主に乗車地)まで回送されるが、この場合は「回送」表示ではなく「迎車」および「予約車」表示となるものの、広義の回送である。

その他、整備・車両検査、食事・休憩、営業終了、大都市における帰庫時間制限により旅客扱いができないなどの理由により回送が行われる。なお、バスと同様、営業運転には第二種運転免許が必要だが、回送は第一種運転免許でもできる。ただし乗客を乗車させた時点で第二種運転免許を所持する運転手に交代する必要があるためこの事例は少ない。

 

 

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このページは、海野が2010年10月31日 18:55に書いたブログ記事です。

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